レイヤの概念をざっくりとご説明。
(DominoのSC-8850音源定義ファイルだとレイヤ設定できませんが、エクスクルーシブでやればOK!!)

例えば「ピアノとオルガンの混ぜた音を使いたい」と思ったら、
トラック1をピアノ、トラック2をオルガンにしておいて、(プログラムチェンジ以外は)全て同じ演奏データ(=ノート、ピッチベンドカーブ等)にしておくのが一番単純な実現方法かと思います。

layer000

ただ、これだとトラック1のメロディを変えたら、それをトラック2にコピーする手間が発生します。
また、演奏データ量が多いと、同じ内容を二重で送信するため、その分MIDI通信時や音源側に負荷が掛かります(MSGSの場合は関係ないかもしれませんが)。

レイヤを使うとこのあたりが少しすっきりします。
まず、音源のパート2に対して、プログラムチェンジ命令(オルガンになれ!)と受信チャンネル変更命令(チャンネル1を受信しろ!)を投げます。
layer001

あとは、チャンネル1に対して演奏データを送信すれば、パート1とパート2がそれを受信してピアノとオルガンの音が鳴るというわけです。
layer002

これでしたら、Domino側の演奏データやMIDIケーブル上を流れるデータは1トラック分で済みますし、音源側の負荷も減らせます。
(SC-8850なんかでは、結構もたりが軽減されます)

今回の例は音色を変えただけですが、やりようによっては、オクターブの違う音を重ねたり(キーシフトに対応した音源で可能)、パンポットの左右で重ねたり、といった事ができます。

デメリットも当然ありまして、一度受信チャンネルをずらしてしまうと、例えばパート2(オルガン)だけ音量を調節したいと思ってもすぐには変えられなかったりします。
このあたりはケースバイケースといった所かと思います。

こんな感じで、受信チャンネルをずらして1トラック分の演奏データで複数のパートを重ねて鳴らす手法の事を「レイヤ」と言います(たぶん)。
(すみません、結構憶測が含まれるので間違っていたら突っ込み入れてください。)

ちなみに音源によっては受信チャンネルをずらさなくても、(音を作り込む機能として)レイヤを組める物があります。
ハードウェア音源を持っている方は一度マニュアルを読んでみると新たな発見があるかもしれませんよ??




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