PS4のテトリスエフェクトをやっとこさトロコンしたので、感想などを書いてみたいと思います。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント (2018-11-09T00:00:01Z)
¥2,578 (中古品)
2018年11月に買ったゲームをようやくトロコンした!(о´∀`о)
テトリス エフェクト
Certified Platinum (プラチナ)
全てのトロフィーを獲得する #PS4share pic.twitter.com/TGFOs0tGWm— たかぼー (@takabosoft) August 21, 2020
公式のEnhanceさんからも「いいね」もらってますw
どうしてもこのゲームにはバイアスが掛かってしまうので、そのバイアスの元を先にちょこっとご紹介。
ブログ執筆者のテトリス歴
初テトリスはPC-9801のBPS版テトリス。
当時はまだキーボード操作のみ、16色、FM音源という環境でしたが、イントロの曲は格好いいし、メインテーマのtechnotrisはめちゃくちゃ格好いいし、グラフィックは綺麗だし・・・で、とにかく格好いいゲームという印象でした。
兄が使っていたパソコンで遊ばせてもらうものといえば、これかイース3かアルシャークかって感じでした。
このあと、ファミコン版のテトリスを台所のTVで遊ぶようになりますが、こちらもBPS版で、内容的にはPC-98版と同じです。
(ちょっとBGMとかは劣りますが。)
一応9-5とかの最高難易度はクリアしていたと思います。
このあと、ゲームボーイを購入し、普通の小学生であればここでゲームボーイ版テトリスを買うはずなんですが、どういうわけか「クォース」にしてしまうというミスを犯しました。
(この辺は家族の意向もそれなりに影響していたのではないかと思いますが、何分昔の話なので実際にどういう理由でクォースになったかは定かではありません)
今思えばここがテトリス人生で一番しくじったポイントだったかと思います。
当時のゲームボーイ&テトリスは画期的な商品であり、いつでもどこでもテトリスができ、しかも通信ケーブルがあれば対戦もできるということで、ブームになりました。
このブームにのっかれなかった事が悔やまれます。
なお、当時父親に連れてってもらった会社のバーベキューの時に一人でゲームボーイで遊んでいたところ(こうやって書くと当時から人見知りだった事に気付かされます)、その同僚らしき人から「お?ゲームボーイ?テトリスやってるの?」なんて聞かれたことからも、流行りを肌で感じていました。
でも残念、おじさん、これはクォースなんだ・・・。
#このあと、ぷよぷよブームが到来。
#私自身はPC98版の魔導物語からの「ぷよぷよ」、メガドラ版「ぷよぷよ通」、SFC版「すーぱーぷよぷよ」などを一通り遊びますが、魔導物語も知らんようなにわかな同級生にどうしても勝てなくて辞めた。
しばらく経ったあと(たしかもう就職してた頃)、XBOXやXBOX360を購入しましたが、XBOX360版で売れ筋ランキングにテトリスが入っている事を知ったときには「え?今の時代にテトリスとかありえんでしょ・・・」という謎のひねくれを発症します。
良いハード買ったんだから良いグラフィックのゲームがやりたいという当時の私の短絡的な思考が読み取れます。
当然テトリスはスルーすることになります。
さて、そんな感じで「ファミコン版テトリスの9-5をクリアできるぐらいの実績と安いプライド」を持った私にとって大転機が訪れます。
それは、「ぷよぷよテトリスS」の登場です。
セガゲームス (2019-08-08T00:00:01Z)
¥3,025
このゲームはタイトル通り、テトリスVSぷよぷよという異種格闘技戦のような事ができます。
Switch版でうっかりこのソフトの体験版をDLし、ぷよぷよをちょっとやってきたと自負するカミさんと対戦(※私がテトリスでカミさんがぷよぷよ)してみたところ、初日はなんと全敗。
小学校からテトリスに触れ、ファミコンテトリス9-5をクリアできる実力を持つこのわたしが、ですよ?
マリオカート8ではカミさんに圧倒的勝利を見せていたこの私が、ですよ??(関係ないじゃん)
プライドはズッタズタに引き裂かれ、ぷよぷよに復習を誓うことになります。
(なお、ぷよテトSはちゃんと買いました。)
テトリスが上手くなりたくていろいろ動画を見ていると、「あめみやたいよう」さんの動画を発見。
うん、自分が知ってるテトリスと違う。
※最近の動画です。
まず、とてつもない速さに驚きますが、いつの間にかTスピンというルールが加わったことを当時初めて知ることになります。
しかし、上達すればぷよぷよ相手でも勝てるんだという希望が見えてきたのは大きかったです。
このあといろいろ練習をするわけですが、その辺については別項目でまとめたいと思います。
さて、そんな感じでテトリスに魂を売った頃に登場したのが「テトリスエフェクト」なわけです。
そりゃ、もう買うに決まってますよね。
ブログ執筆者の水口哲也歴
もう一つのバイアス、それがこのゲームのプロデューサーの水口哲也さん。
最初は自分ではなく親しい友人が水口さんのファンで、ドリームキャストのRez、スペースチャンネル5、PS2のRez,スペースチャンネルパート2、PSPのルミネスなどを遊び倒すことになります。
そして私も水口さんのファンになりました。
Rezのシークレットライブの一般参加枠がファミ通(雑誌)にあり、それに応募した友人が見事当選。
ペア枠なので私も一緒に連れていってもらえることになり、当日は関係者が多い中(?)、一般参加枠という完全アウェーな状況で、水口さんと肩を組んで写真を撮るという人生の記念とも言える瞬間を迎えることになります。
もちろんPSVR版の「Rez infinite」やSwitch版の「ルミネス リマスター」は購入済みです(笑)。
そんなわけで水口さんのゲームは、そりゃもう買うに決まってますよね。
テトリスエフェクトの感想
という感じでバイアスが異常な状態の感想が誰の役に立つかさっぱりわからんですが、感想に入ります。
まず、さんざん言われていますが、映像と音が綺麗です。
もちろんVRで遊んだときの没入感や感動は格別ですが、VRでなくても十分楽しめます。
(VRって棚から出して遊んでまた仕舞うという作業が面倒くさくて、あんまり遊ばなくなっちゃうんですよね・・・)
公式だとヘッドフォン推奨とありますが、サブウーファーの環境でプレイすると、最初のステージでブロックをハードロップしただけでズドーン!とサブウーファーが反応してくれるのはなかなか気持ちの良いものがあります。
環境が許される方にはヘッドフォンよりもサブウーファーを推奨したいです。
最初のステージの曲:
水口さんのパズルゲームは大体そうなのですが、同じパズルゲームでスキンを変えて遊ぶようなシステムになっています。
演出(映像+音楽)が異なるステージがたくさんあるって感じです。
比較的リラックス効果がありそうな曲が多く、ぼーっとプレイするだけでも良い・・・・みたいな記事も見たことがありますが、肝心のテトリスがなかなかに難易度が厳しくて、NORMALでもステージによってはテトリミノ(ブロック)の落下速度が速すぎて演出どころではない、という状況に陥ることがよくあります。
あとは、演出のせいで、「ブロック見えんぞ・・・」なんてこともあります。
カモメ「ちょっと前通りますねー!」 #PS4sharehttps://t.co/uD2mjmII2M pic.twitter.com/u1w8qJOteu
— たかぼー (@takabosoft) May 21, 2020
テトリスマスターの方は脳内に盤面が再現されているらしいので、こんな邪魔はなんとも思わないそうですが、カジュアルゲーマーにとってはちょっとびっくりします。
でもカモメさん可愛いので許した。
上の動画で思い出しましたが、私のお気に入りはイルカが出てくるステージです。
是非一度VRで遊んで欲しいステージです。
ここからはあんまり良くない感想になっちゃうのですが、個人的にブロックが立体的なのがあまり好きではありません。
(ルミネスが3Dブロック化したときにも同じ感想を持ちましたが)
ミノの形を識別するときに、どうしても側面の情報がノイズになっちゃうんですよね。
個人的には平べったいブロックの方が良かったです。
見栄えやVR対応を考えると、立体にせざるをえないのかなとも思いますが・・・。
あと、このゲーム特有のシステムとして「ゾーン」システムがあります。
これは一定数ブロックを消すと使える特殊技みたいなもので、時を止めることができるのですが、BGMが小さくなったり、映像がネガ反転したりして、ゲームとしてのテンポがちょっと崩れます。
また、他のテトリスゲームでの応用が効かないので、覚えたところでなあという思いもあります。
ちょっとここは好き嫌いが出るかもしれません。
仕組みとしては面白い試みだと思うんですけどね。
使わなければいいんじゃんと言われそうですが、これを使わないと初心者のうちは高得点が取れないという悲しい事情もあるので、使わざるを得ません・・・。
他には、細かいですけどブロックをハードドロップした時に盤面全体が少し沈む効果があるんですが、あれがどうも目の疲れに直結してるような気がしました。
練習として設定で600ライン消すモードとかも作れるのですが、その時同じスキンをずっと使うことになります。
30ライン分の演出しか用意されていないスキンで600ラインをやると、どうしても同じ展開の続く時間が増えて飽きてくる事がありました。
途中で変化が起こってくれると良いんですけどね。
あとこれはバグだと思うのですが、600ラインでずっと遊んでるとメモリリークしているのか、2周目はゲームが重くなる事がちょこちょこありました。
適当にゲームを再起動してやると良いです。
トロフィーコンプまでの大筋
このゲームは適当に作業していればトロフィーがコンプできるような類のものではないので、なんとかプレイヤースキルを身につける必要があります。
若い人なら大丈夫ですが、私のようにあとは脳が衰えるだけの人は頑張らないとコンプできないので、気合を入れてください。
基本は、「テトリスが上達すればほとんど取れる」、です。
初心者へのオススメはエフェクトモードのクイックプレイでライン数を600に設定して、ひたすら操作方法を覚えることです。
基本的な積み方もそうですが、操作の最適化も覚えてしまうとかなり高速にブロックが置けるようになります。
操作の最適化とは、端的に言えば、少ない手順で確実にブロックを詰む手法です。
例えば、右回転を3回するなら左回転1回の方が速いよね、とかそういう話です。
この辺は他のサイトを検索してもらえれば出てくると思いますので、参考にしてみてください。
あめみやたいようさんも過去に最適化の動画を投稿していましたので見てみてください。
600ラインで19分を切れるか切れないかぐらいになれば、基礎は大丈夫だと思います。
(…なんて偉そうな事書いてますが、自分は最適化あんまりできてないです。)
おそらくきついトロフィーその1は「Seriously? Seriously. 全てのゲームモードでSSランクを獲得する」ってやつだと思いますし、私もこればっかりは無理かと思っていました。
ところが、
- ジャーニーモードであれば難易度は問わない
- エフェクトモードであればエンドレスモードがあるものは、エンドレスモードのみSSでも構わない
という仕様を知って、なんとか達成できました。
基礎がしっかりしていれば、あとは適当なテンプレ、T-SPIN、REN、回転入れなどを覚えればコンプは目指せると思います。
この辺、テトリスの教本とか攻略本とかがあれば買いたいんですが、それらしいのが無いんですよね・・・。
どうです?出版社さんもし見てたら作ってくれません?
ああ、一個重大なやつを忘れていました。
きついトロフィーその2「Spin Artist テトリミノを1000000回転する」です。
(自分は他のトロフィーを全部取った段階で17万とかでした。)
こればっかりは、連射機を買わないと達成できません。
手でやると、1時間とかで2万回転ぐらいはいきますが、何も楽しくはないので連射機をおすすめです。
自分が買ったのはコレです。
星曜株式会社 ()
¥2,799
ただ、1秒間に5回ぐらいしか反応しなかったので(おそすぎるw)、4つのボタンに回転を割り当てて、全部押した状態で放置しました。
二晩ぐらい寝かせてやれば達成できると思います。
ちなみにWindowsのリモートプレイが出来れば、そこから擬似的に連射機能が使えたようなのですが、自分が試した頃にはテトリスエフェクトのリモートプレイが禁止されてしまっていたので、それはかないませんでした。。。
正直このトロフィー考えた人は頭おかしいと思いました。
(誰か止める人いなかったの・・・)
テトリスの今後について
すでにTETRIS99といった新しいテトリスの形だったり、
テトリスエフェクトのアップデートが告知されていたりと、まだまだテトリスな日々は続きそうです。
なんせ自分が小学生だった頃のゲームがこんなおっさんになってまで遊べてるので、つまるところテトリスは一生遊べるって事です。
いつ始めても良いゲームです。
みんなテトリスやろうぜ。
追記:2020/08/27
なんて書いたらぷよぷよテトリス2の発表がありました。
[トピックス]シリーズ最新作『ぷよぷよ™テトリス®2』が、12月10日に発売決定。 https://t.co/hIWI4G46Eq
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) August 26, 2020
うーん?スキルバトル追加だけなのかな??