GW期間中サポートをお休みさせて頂きましたが、その間何をしていたかと言えば、実は家族旅行に行っていました。

今はマスオさん状態(カミさんの実家で生活中)なのですが、普段からカミさんのご両親(以下じいじばあば)に子供(二歳なりたて)の面倒を見てもらっていまして(他にも何かとお世話になりっぱなしでしたので)、お礼と感謝の気持ちを込めて、じいじばあばが行きたいと言っていた北海道旅行を企画しました。

企画の中、東日本大震災が起き、旅行もどうしようか迷いましたが、明日は我が身ですし(現在静岡県内に住んでいますが、地震は何十年も前から来る来る言われていますし、浜岡原発もあります。東日本大震災と同じようなことがいつ地元で起こってもおかしくありません)、先延ばししたらしたらで、その時家族全員が健在であるとも限らない・・・行けるときに行っておこう!という事で決行しました(といいつつ家族全員風邪の治りかけで咳が出まくっていたんですが・・・)。

と、ここまで深イイ話に見えるように書いていますが、ほとんど全部カミさんが準備やら旅行会社との相談やらやってくれてます。

私の方は何かと忙しくて(いや、ホントはもうちょっと手伝っても良かったのですが、もともとがひきこもり体質なので旅行なんて行きたくない\(^o^)/おうち大好き\(^o^)/調べるのめんどくさい\(^o^)/という体たらくっぷり)、ちょろっと相談されたときに「目が見えるうちに見に行かなきゃ。足が動くうちに歩かなきゃ。」と、なんだか格好いい感じのセリフを吐いて背中を押してあげて旦那の威厳をぎりぎり保ったのでした。

4月29日(初日)

朝五時起き。
静岡県から北海道へはそれなりに縦の移動になりますので、気温差が結構あると思いますが、どこまで防寒していいか解らないんですよね。
ちょっと上着を持っていった程度だったのですが、まさかあんな事になるなんて。

自宅から東名高速道路を使ってセントレア(中部国際空港)へ向かいます。
普段GWなんて家で引き篭っているのですっかり忘れていましたが、東名って渋滞するんですよね。
行きも途中渋滞していました。

渋滞していると・・・そのプレッシャーだけでトイレに行きたい気分になってきます。
(私のような神経質をこじらせた人にしかこれは解らないでしょうけど、こういうのが結果的にひきこもりに繋がるんですよね。)
うちの子(二歳児)はオムツしてるから羨ましい(´・_・`)

なんとか渋滞を抜けてセントレアへ到着。
息子が空港初体験ということで、スカイデッキで写真撮ったりしてました。
「ひこおきぶんぶん!」と言う息子かわゆす。
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そこから函館空港へ。
あっという間に到着です。
気圧変化のせいで耳が痛いです(これなんとかならないんでしょうか?)。

函館空港に着いてまずレンタカーを借りました。ホンダのステップワゴンでした、しかも新車です!!ラッキーでした。
・・・と言いつつ普通のファミリーカーはどうもテンションが上がらないです(ホンダは好きなんですけどね)。
どうせならサンババスを貸して!(無茶
 

ちなみにこの時点で私はようやく今日どこに行くのかを知ります。
カミさんも結局忙しくって、旅行会社にプラン案を作ってもらい、(多少行きたい所を入れてもらってはいますが)基本的にはそのまま廻る感じになっているようです。

どうも旅行というのは昔から苦手です。
例えば学校で勉強したり、TV・雑誌等でその土地に興味を持ってあれこれ調べて行ってみたい!とかが普通なんだと思いますが(?)、私自身まったく知識・学・興味が無いので北海道と言われても、行きたい場所が1・2箇所しか思い浮かばないんですよね。

それもこれも小さい頃に「桃太郎電鉄」をほとんどやらなかったせいに決まっています。
このゲームをやっている人達は大体どこにどんな場所があって特産物が何かを知っています。
大人になった時にこの経験の差は大きいです。
だから、うちの子が大きくなったら「桃太郎電鉄」を買ってあげようと密かに企んでいます。

ナビへ目的地をセットしてまずは「トラピスチヌ修道院」へ行きました。
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いきなりですがここが何なのかさっぱり解りません。
ですが今回の私は今までの私とは一味違います、iPhoneを持っているのです!
さくっとwikipediaで調べます。

トラピスチヌ修道院(トラピスチヌしゅうどういん)は、北海道函館市郊外にあるトラピスト会(厳律シトー会)系の女子修道院。日本最初の観想女子修道院である。お土産物として売られている、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名。

修道規律の改革が起きたとき、フランスのノルマンディー地方にある「トラップ修道院」の厳しい規律に従うシトー修道会のグループを厳律シトー修道会、修道院の場所の名を取ってトラピスト(女子はトラピスチヌ)と呼ばれるようになった。

「トラピスチヌ修道院」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2009年9月2日 (水) 06:21
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8C%E4%BF%AE%E9%81%93%E9%99%A2

「えーっとここはね・・・・お土産のケーキやクッキーがおいしいところ・・・かな・・・」

ガイド失格(´・_・`)

ただ、像や庭・建物などはとても美しく、雰囲気の良いところでした(建物は工事中でしたが)。
静かで心が落ち着く、そんな場所でした。
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続いて五稜郭(ごりょうかく)に向かいます。
私「五稜郭って・・・なに?」
カミさん「お城だよ。上から見ると星形になってて有名だよ」
私「あー、なんとなく解った!(うっそ、全然わからん)」

車中にて、信号機が縦になっていることに気が付きました。
豪雪地帯なので雪が積もらないようにでしょうかね。
あとは煙突の付いている家が多いのも印象的でした。
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五稜郭タワーというタワーの展望台に行って記念撮影してきました。
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続いて立待岬(たちまちみさき)へ。
そういえば、今回はカーナビを使っていたのですが、旅行会社が作ったプラン書にはざっくりと場所の名前が書いてあるだけなので、それをナビに登録しようとすると実は正式名称じゃなかったり、読み方が違っていたりとなかなかうまいこと目的地が出せませんでした。これは事前に振り仮名なり正式名称なり電話番号なりをすべて調べてメモしておくべきでした(これから旅行される方はご参考に!)。

立待岬はとにかく風が強くて寒かった!
(じいじばあば息子は車内待機(^^;)
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旅館へ到着し、温泉&バイキング。
バイキングでお刺身食べたのって初めてのような気がします(刺身ばっかり食べてました)。

その後旅館のイベントで函館山へのバスツアーが有るとのことで参加してきました。
バスガイドはもちろん綺麗なお姉さん!!・・・ではなくおばちゃん(´・_・`) 説明は上手なのですが何故か眠くなる一方です。

そういえば、高校の時の修学旅行で、バスガイドさんがなかなか美人さんだったのですが(記憶には無いのですが)、クラスの友人がガイドさんと記念撮影してたんですね。
当時は「ませてるなー」とか思いながら傍から見てただけですが、今思えばあれは撮るのが正解ですね(笑)

途中函館駅や教会などのライトアップを車窓で楽しみながら函館山へ到着。
ここから見る函館の夜景はまさに絶景でした。
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(iPhoneだとキレイに撮れませんね^^;)

4月30日(二日目)

旅館をチェックアウトして旧函館区公会堂へ行きました。
ここは重要文化財にも指定されていて、大正天皇が皇太子時代に宿泊したこともある建物です(あとで調べた)。

洋風っぽいです。
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で、ここに来たのは、中にハイカラ衣装館がありまして、衣装を貸してくれるんですね。
ここで息子に衣装を着せて写真を撮ろうという親ばか一号(母親)の提案です(親ばか二号は私)。
ただ残念ながら小さい男の子用の衣装は燕尾服が1・2着あるだけでして、スルーすることにしました。
女性用は子供から大人まで結構いろんなドレスがありました。
ドレスアップした女の子が館内で写真を取られているのを何度か見かけました。

そうそう、後日twitterでサウンドクリエーター(肩書き合ってるかな?)の杉山圭一さんがリプライしてくださったのですが、彼はこの函館ご出身だそうです。

杉山さんとは不思議な縁で、もともと友人がゲームクリエイターである水口哲也さん(セガ、UGAを経て現在はキューエンタテインメント取締役)のファンでして、私もその影響を受けてファンになりまして、スペースチャンネル5やRez、ルミネスといったゲームをよく遊んでいるのですが、その関連でたしか私が高校生ぐらいの頃、ゲーム雑誌にセガの大型新人的な扱い(いや、むしろアイドル的だったような?)で杉山さんが紹介されていて、友人とよく杉山さんの話をしていたのを覚えています(MIDI楽器を杉山さんが自作したらしい!とか、ヘッドフォンで作業するときに後ろから話しかけられるとびっくりするから呼び出しスイッチを自作したらしい!とかw)。その後Rezのイベントで杉山さんとちょっとだけお会いして以来、私のことを何故か覚えてくださっていまして(たぶん私が変なブログを書いていたせいだと思いますが)、その後浜松で行われた杉山さん所属のインディーズバンドのライブに呼んでくれたりしています。

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そういえば先日NHKで放送された「NHKスペシャル 世界ゲーム革命」にもちょこっと写っていましたね。

ただ、イベント・ライブ・TV・雑誌と杉山さんを見かける度に彼はイメチェンしている気がしますので、未だに彼の本当の姿は判りません(笑)
もしかしたら違う人が二・三人いるのかもしれないと密かに疑っています。

その後、函館から札幌までドライブ。
高速道路の左右が広大な牧場だったりして、「北海道はでっかいどう」(なんかメトロイド オモロイドと同じ匂いがしますね)という言葉通りだなと実感しました。

札幌に着いて北海道でどうしても行きたかった場所にすぐさま向かいました!!

そう、

HTB(北海道テレビ放送)

です。
静岡県でも人気高い「水曜どうでしょう」を放送しているテレビ局です。
静岡県内の道路を走れば水曜どうでしょうステッカーを貼った車を見かけない日は無いくらいの人気っぷりです(わかりにくい)。

まずは外観。
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中へ移動。

うちの子はonちゃん(HTBの看板キャラクタ)がお気に入りのようで、ペシペシ叩いてました。IMG_0178

HTBの中にはちょこっとだけ水曜どうでしょうに関連した物が展示されていました。
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グッズコーナーは少ししか無かったです。
地元のどうでしょうファンのために、どうでしょうピンバッヂをお土産として沢山買いました。
あと、来訪者向けのノートに、ちゃんと「TAKABO SOFT参上」って書いておきました(中学生かおまえは)。

続いて、HTBのすぐ近くにある「平岸高台公園」へ向かいます。
ここは水曜どうでしょうの前枠・後枠で昔から使われていて、水曜どうでしょうファンにとっては聖地であります。
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鈴井さんよくこんな所から滑ってるなぁと感心です。

私とカミさんはやたらテンション高いですが、じいじとばあばはナンノコッチャという感じでした。
うちの子と公園の遊具でしばらく遊んでから次の目的地へと移動しました。

札幌時計台へ。
ここは大泉さんがあんまり大したこと無いと番組内で言っていたような気がしますが、それなりに観光名所っぽかったです。
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ホテルへチェックインして晩ご飯へ。
札幌まで来たら札幌らーめんだよなーという事で近くのラーメン屋さん(味の時計台)へ。
ちょっと濃かったけど美味しかったです。

5月1日(三日目)

朝早起きして旧北海道庁へ。
北海道って洋風な建物が多いですね、ペリーさんの影響?
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そして時計台おかわり。
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朝食を食べてチェックアウト、札幌から小樽へ。
小樽はオルゴールやガラス工芸が有名だということで、ちらっと寄って行こうと思ったのですが、駐車場がよくわからなかったのと子どもが爆睡していたため、その辺を適当に車で回って雰囲気を楽しんだら旭川へ向かいました。

旭川といえば旭山動物園ですね。
カミさんもここには行ってみたかったようです。

カーナビにセットして、と。あれ?出ない?そんな馬鹿な。。。
・・・と思ったら「あさひかわどうぶつえん」で検索してました。
川じゃなくて山なのでこれから行く方は要注意です(^^;

この日は残念ながら雨で、本来外で展示されている動物達の一部は屋内展示になっていました。

ベビーカーに子供を乗せて傘で雨をしのぎながら見て回ったので大変でしたorz
雨カバー付きのベビーカーとか無いと駄目でしたね(それかカッパか)。
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アザラシの円柱水槽など展示の仕方がユニークで、動物たちがいきいきとしている様を見られるように随所に工夫がしてありました。

ただ・・・動物たちの見せ方は素晴らしいのですが、園内に急な斜面があったり、順路が決まっておらずどこに行けば良いのか解りにくかったり、トイレが少なかったり(下痢したのでやばかった)、規模も大きくはなかったりと、テレビなどでもよく絶賛されていたのでかなり期待していたのですが、正直過大評価かなぁと思いました。象もゴリラも居なかったような。

お土産を沢山買って、車移動。層雲峡温泉で一泊。

5月2日(四日目)

旅館からの眺め。雪もちょこっと残ってたりします。
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ちなみに朝の空いた時間なんかは子供といっしょに「おかさんといっしょ」を見ます。
4月の放送は震災の影響か、スタジオに子供が一人もいませんでしたが、この日見た放送では子供達が写っていたのが印象的でした。

子供と一緒に「ぱわわぷたいそう」をして元気を出して旅館をあとにします。
(何故か私とカミさんはよしお兄さん(体操のお兄さん)がお気に入り)

旅館を出てちょっと行った所に銀河の滝と流星の滝があります(駐車場から見えます)。

写真は銀河の滝。
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どちらも滝百選にも選ばれてるみたいです。
ちなみに階段を沢山上れば銀河の滝と流星の滝を両方一度に見れる見晴台まで行けるのですが、私以外誰も行きたがらないという事でスルー!!いや、良いんですよ、ここで体力使うとこの後もたないので、行かないのが正解なんですよ・・・(寂しげ)。

ところで滝の名前で「銀河」は大袈裟ではないか。

続いて北海道きつね村へ。
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ところが着いてからどうも様子がおかしい。

ん?

やってないじゃん!

まさかの廃村!?

旅行会社のプラン通りだけど、旅行会社もちゃんとやってるかぐらいか調べておいてよね(´・_・`)

というわけで、そことは別の「北きつね牧場」へ移動。
こちらはちゃんと営業していました。
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中に入ると(時間も早かったのか)貸し切り状態。
結構たくさんのキタキツネが放し飼いになっていました。
「きつねこんこん!」という息子かわゆす。
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でも冗談抜きできつね可愛かったです。
私みたいに犬好きな人は是非行ってみてください。

続いて「レストランオホーツク」で昼食を食べようとしたところちょっとした事件が。
カミさんが店員のおばちゃんにメニューについて質問したら「知らない」って言われた(;゜0゜)。
「タメ口もおかしいけど、知らないなら知ってる人に聞いてこいよ!」・・・とは言えず、日本人らしくその場ではにこにこしておいて家に帰ってからこうしてブログでネタにして陰湿な行動に出ているというわけです(参考→痛いニュース)。

これ見たらレストランオホーツクの人は改善してくださいね。
(危うく北海道の接客ってこういうのが普通なの?と勘違いするところでした・・・。)
あ、でもご飯はリーズナブルかつ美味しかったのでオススメです。

続いて「オホーツク流氷館」へ。
この時、すでに外は吹雪でした。
流氷について勉強します。
ちょっと前にTV番組の「飛び出せ!科学くん」か何かで知床の流氷について放送していたのを見たのですっかり、「俺ちょっと知ってるぜ」気分。
-17度体験コーナーとかもありました(タオルをぶんまわしていると、そのままの形で凍るのを体験できます)。
展望台もありましたが、吹雪のせいで真っ白。
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続いて「オシンコシンの滝」へ。
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外はめちゃくちゃ寒かったですが、駐車場に野生の鹿がいまして、びっくりです。
知床はいいとこですね。

その後、旅館で一泊。
温泉最高\(^o^)/
温泉にゆっくり浸かって、もうじき訪れる三十路に向けて今後の生き方をどうしようかとか考えたりしていました。
(答えは出ないんですが、プログラムでも何でも良いので「やりたい事」が見つかると良いな、と。)

5月3日(五日目)

朝、外はまだちょっと雪降っています。
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レンタカー、ノーマルタイヤなので、雪が積もったり凍結したりしていないかちょっと心配でしたが、道路は大丈夫でした。
ただ、予定していた「知床観光船」が強風のため1日欠航となってしまい、代わりに「知床自然センター」へ向かいます。
ここでは知床に関する映画を見たり、職員から最近の知床の自然についてレクチャーを受けたりできます。

特に印象的だったのが、ここ数年鹿が増えてしまい、もともと知床にいっぱい咲いていた花がすべて食べられてしまったこと。
オシンコシンの滝の駐車場で野生の鹿の写真を撮って喜んでいたのがちょっと浅はかだったかもしれません。
ここでいくつかおすすめスポットを教えてもらいましたので、今日はその辺りも行ってみることにしました(知床八景)。

まずは「知床五湖」。
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もともと予定されていた場所です。
どうしても静岡県民は「富士五湖」と言い間違えますし(浜松市民は志都呂五湖とも間違えやすい)、富士五湖のように、湖が点在していると思い込みがちですが、そうではなく、結構近距離に五湖まとまっています。

知床五湖は歩道・木道を歩いていきます。
40分ぐらいで一湖・ニ湖を観て回ることができます。
ただ、朝から吹雪いたこともあって、またもや私とカミさんのみ行ってくる事となりました。
もともとそんなに上着を持ってこなかったので、じいじの上着と手袋、ばあばのピンクの帽子(耳まであるやつ)を装備するという、かなり滑稽な格好で向かいました。
(カミさんも道中で子供用に百均で買った黄色いカッパかぶってました(笑))
いや、カミさんと一緒に歩いてればまだ耐えられるんですが、トイレ待ちとかで一人になったときは、恥ずかしくて恥ずかしくて。

・・・とは言えこれがないと相当寒い事になっていたため、出発してからは滑稽が正解だったと思いました。
(他の観光客はヒール履いてる人とかいましたし、大変そうでした。これから行く方は運動靴にしましょう。)

木道の上には雪がちょっと積もっていて、何度か滑りました(;゜0゜)
特に傾斜のある場所はレベルHARDです。
すぐ横は湖だったりして、こんな所で水に浸かったらたまったもんじゃありません。

そうした苦労もありますが、ちょっとしたアスレチック気分で私個人は楽しかったです。
雪も地元は滅多にふらないので、雪の積もった森の中を散策するのは新鮮でした。

まあ、湖はご覧のとおり真っ白でよく見えないんですが。。。
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知床五湖を出まして、プユニ岬(知床八景)を通過。
こんな天気だと景色もあんまりです。
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そのあと、お昼ごはんという事で通りかかった「かにや」さんへ。
値段は若干高めですが、鮭三色丼はめちゃめちゃ美味かった\(^o^)/
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でぶやでも紹介された事があるみたいです。
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お店を出て「オロンコ岩」(こちらも知床八景)へ。
ここは高さ60メートルの巨岩でして、階段が付いているのでそこから上に登ることができます。

上からの眺め。
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続いてオシンコシンの滝おかわり(上から)。
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知床から阿寒湖まで長距離移動。
途中にあった三段の滝。
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摩周湖。
ここは、移動途中ひどい霧で、摩周湖の駐車場入り口にいたおばちゃんに「今日湖見えますか?」って聞いたら「全然見えんよ、摩周湖じゃなくてまっ白湖だよ」と、ダジャレで攻められてしまい、言葉を失います。いや、このダジャレはそうとう昔からさんざん使い古されているに違いない。
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それでも雪の上にはキタキツネの足跡らしきものがあったりして、ちょっと楽しげ。

阿寒湖の旅館に着き、温泉&晩飯&ぐーすか。

5月4日(六日目)

朝子供と一緒に阿寒湖のまわりを散策。
フキノトウ(?)を見つけたりアヒルボートを見てがぁがぁ言ったり。

その後、阿寒湖遊覧船に乗って阿寒湖を一周します。
途中、マリモ展示観察センターでマリモについて勉強します。
こんなに群生したりいろんなサイズが有るとは知りませんでした・・・。
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続いて「アイヌコタン」へ。
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アイヌの民芸品が沢山売っています。
店員さんは気さくな人が多く、結構話しかけられます。
そして、つい買ってしまったのがこれ。
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アイヌ関係なかった(;゜0゜)
まりもの可愛さに負けた・・・。
でも店員さんがサボテンより育てるの楽だって言うもんだから・・・。

そしてお昼ごはんということで、阿寒湖付近の「奈辺久」さんへ。
どうやらじいじが通りかかった郵便やさんに、この辺で美味しいお店を聞いてくれたみたいです。じいじGJ!
混んでてなかなか座れませんでしたが、席に着いてワカサギ丼を頼みました。
これがまたサクサクで美味しかった\(^o^)/
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その後、しばらく移動して十勝川温泉の旅館へ。
ちょっと早めに着いたので、仮眠をとったら、起きたときにとてつもない吐き気が\(^o^)/
ワカサギ丼が油濃かったのだろうか・・・おかげで晩飯(バイキング)でも、まったく食欲なし。

とりあえず胃薬を飲んで、先に息子(父親と違って常に食欲旺盛)にご飯を食べさせて時間稼ぎ。
なんとかちょっとだけ吐き気が治まってきたところで、晩飯開始。

せっかくのバイキングがもったいない(´・ω・`)ショボーン
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気持ち悪いので温泉入らずそのまま就寝。

5月5日(最終日)

早起きして、温泉へ。露天風呂などを楽しみました。
温泉から部屋に戻ると、息子が自分でスタイ(子供用エプロン)を付けてウロウロしていてかわゆす。
腹の調子も回復していたので、朝御飯(バイキング)も美味しく頂きました。

旅館を後にし、六花亭へ寄ってお土産購入。
その後、ベアマウンテンへ。
ここでは熊を見ることができます。
遊歩道もあるのですが、じいじばあばや子供もいますのでバスツアーで行きました。

クマ。
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そして、新千歳空港へ。
おみやげも買って、時間が余ったので、一度食べてみたかったスープカレーをいただきました。
(これまた大泉さんがどこかのTV番組で言っていたのを覚えていて食べてみたかった。)
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あんまりカレーらしくはないですが、これはこれで美味しかったです。

カレーは実家のが一番美味しいです\(^o^)/

新千歳空港からセントレアへ飛び、そこから東名を使って自宅へ帰宅しました。
一週間という長いような短いような旅が終わりました。

やっぱり自宅のお布団が一番きもちいですね(笑)

旅行を終えて

結構充実した旅行だったなぁと思います。
北海道の自然もたっぷり堪能できましたし、旅行が苦手な私にしては楽しめたなと思います。

旅館・ホテルは全部旅行会社が決めたので、値段などは判りませんが、旅館によっては部屋がタバコ臭かったり、ポットの水が温められていなかったり、結構良し悪しがあったなぁと思いました。
他にも旅館に着いたときに出迎えが丁寧な所(車を誘導してくれたり、お茶を出してくれたり)もあれば、受付に行くまで誰にも会わなかったりしました。
あと、北海道と言えども内陸の旅館での海鮮料理はあんまりでした。当然と言えば当然ですが。
料理に関して言えば、旅館よりも沿岸部でふらっと立ち寄った料理屋の方が圧倒的に美味しかったですね。

じいじばあばには楽しんでもらえたかちょっと心配です。
結構車内で待機してもらう事が多くて、退屈してたんじゃないかなと思います。
今後旅行を計画する際には、その辺りにもっと配慮したいと思います。

息子はたぶんよく意味がわかっていないとは思いますが、旅行中にもどんどん成長してどんどん可愛くなったと実感しています。
大きくなったら、親孝行で連れて行って欲しいな、なんて、欲張りでしょうかね。

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