前から気になっていたバイオミュータントがゲオの年始セールで安かった(?)ので買って遊んでみましたので感想など。

バイオミュータント - PS4
THQ Nordic
2021-05-25T00:00:01Z
5つ星のうち3.1
¥4,300

バイオミュータントはいわゆるオープンワールドのアクションRPGです。

ありそうで無かったもふもふキャラが主人公なので以前から気にはなっていたのですが、ゲームを始めてキャラクターメイクを始めてみると可愛いキャラクターがほとんど作れない事が判明
ちょっとしくじるとドドリアさんやザーボンさんの第二形態みたいな不細工なキャラになるのでオススメ・・・じゃなくて注意です。
一応カリスマポイントを割り振るとイケメンぽいキャラクタも出来ますので筆者のキャラはそんな感じにしました。

パッケージの狐みたいなキャラ結構可愛いなと思ったのですが、よくよく見るとスカーフかなんかで口元が隠れていて、ここがキャラメイクで見えるとすごくガッカリするので、まじでオススメ・・・じゃなくて注意です。

村人(?)はケモノ専門用語を話すのでオートマトンと呼ばれる機械(設定上の味方キャラ=ナレーター)が通訳して会話を成立させてくれる感じになっているのですが、この会話が非常に分かりづらいです。
「・・・と、彼は言っているようだ」程度ならまだ理解できますが、誰が誰に対して言っている事なのか状況が理解できないナレーションがとても多いです。
たしかにケモノという生物を扱うなら世界観を保つために通訳させる体で会話を成立させるという仕組み自体は企画として出せばすぐ通りそうなナイスアイディア(しかもナレーターのレコーディングの費用も1人分で済むのでお得)だと思うのですが、ゲームプレイヤー側からするとかなり微妙に感じました。

幸い、会話が正しく成立したとしてもそこまで大層な内容では無さそうで、ストーリーは全力スキップでも問題なさそうです。
(ちなみに筆者が一つ前に遊んだゲームは翻訳が微妙すぎて意味不明だったので、それに比べたらバイオミュータントは全然マシに感じる不思議です。)

筆者にとってこのゲームのお楽しみポイントは、マップに多数点在する「エリア」ごとに設けられた「お宝リスト」をすべて見つけて「エリアクリア」する事でした。
そこで見つけたアイテムをクラフトするだの装備するだの良いアイテムが出ただの、そういった事は筆者にはわりとどうでもよく、そのエリアが「エリアクリア」としてマップ上にマーキングされることが唯一の達成感でした。
(もちろんエリアクリアのために、そこにいる敵を倒す必要があり、そのためには強い武器防具をゲットしていたほうが良いですが、正直敵は探索の邪魔程度にしか思いませんでした。そりゃ敵が全くいなかったら退屈なんでしょうけどw)

この「お宝探し」自体が楽しいかは正直かなり人によるというか、たぶん大半の人は面倒くさいと感じると思いますので、結果的にストーリーも微妙だし探索もあんまりだし、で世間一般の評価が低いのかなと思います。

ちなみにお宝は黄色や赤に光っていたり、丸印が付いていたりするのですが、色が付くまでタイムラグがあったり、熱い地域でそもそも周りが赤い世界なのにお宝が赤く光ってても全く見えない、などと「そりゃわからんよ」という配置も結構ありますので根気が要ります。

諦めて何箇所かはググったりしましたが、アプデでエリアの名前が変わっているようで、検索にひっかからない事もしばしば有りました。
(そういえば、「フラッフィー・ハルクの巣」なんて何箇所もあるのに識別できる番号とかが付いてないのでググりようが無いという。)

とは言え最後まで遊びましたし、爆発的な楽しみや盛り上がりは無いものの、普通に面白かったのでトレハンが好きな方は是非遊んでみてください。
(難易度ノーマルでも丁度良かったと思います。)

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