Domino Ver.1.42をリリースいたしました。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://takabosoft.com/domino

今回も細かい要望対応と不具合修正です。

変更点一覧

  • 曲線式にて、「tempo」変数を使えるようにしました。
    その時点でのテンポの値を参照することができます。
  • トラックリスト画面でのみ、CtrlキーまたはShiftキーによるトラック(トラック名部分)の複数選択が出来るようになりました。
    今のところ複数操作に対応しているのは、ドラッグによる移動、トラックの追加、トラックの削除です。

  • 音源定義ファイルの変数で「#PCH」を実装しました。
    Aポートの場合、チャンネルを元に00H~1FHまでの値を作ります。
    同様にBポートは10H~1FH、Cポートは20H~2FH、Dポートは30H~3FHの値を作ります。
    Eポート以降は常に00Hとなります。
    汎用的な音源定義ファイルでは使用しないでください(ポートの影響を受けるため)。

  • トラックツールのクォンタイズ種類、Tickクォンタイズ、Gateクォンタイズ、トラックリストツールのクォンタイズ種類、Tickクォンタイズを、dmsファイルに格納するようにしました。
  • リアルタイム録音時でもMTCメッセージを出力するように変更しました。
  • [曲のプロパティ]画面にメモ欄を設置しました。
    dmsファイルでのみ記憶されます(SMFには出力されません)。
  • 同梱の定義ファイル「XG2K」「XGb」「GSm」を更新しました(逃亡者さんありがとうございました)。
  • [環境設定のインポート]および[環境設定のエクスポート]機能で、一部の設定が即座に反映されない不具合を修正しました。
  • MIDI OUT/INデバイス名の後ろに空白が入っていると、設定の保存・読み込みがうまくいかない不具合を修正しました。
  • トラックリストで複数トラックをまたいでVel/Valueの補正(Ctrl+Num’+’)を行ったときに例外が発生する不具合を修正しました。
  • 保存→アンドゥ→ノート置く→終了、などとすると保存確認されない不具合を修正しました。
  • 分解能を変更した時に演奏位置がおかしくなる不具合を修正しました。

ちょこっと改良しました。

ダウンロードはこちらのページからどうぞ。
https://takabosoft.com/win#am2

またもし変な動きをしている箇所を見つけられましたらご連絡ください、

変更点一覧

  • 色設定画面にて、RGB値の表示および入力が出来るようにしました。
  • 画像のオフセットが0より小さく出来ない不具合を修正しました。

全国のAquaMakerファンの皆様お待たせいたしました。
遂に「AquaMaker2」をリリースいたしました。

ダウンロードはこちらのページからどうぞ。
https://takabosoft.com/win#am2

今回はC#で作っていますので、動作には.NET framework4以降が必要です。

AquaMaker2とは

AquaMaker2はMac OS Xなどで使われているアクア風ボタンを簡単に作成するツールです。
こんなボタンがすぐに作れます。
am000am001am002

サイズ、ボタンの色、フォント、テキスト、影等は自由に変えることができます。
am003

作ったボタン画像はPNG形式で書き出し、Web素材に使ったり、アプリケーションに組み込んで使ったりすることができます。
(著作権につきましては、同梱のreadme.txtをご覧ください)

AquaMaker2で新しくなった事

レンダリングアルゴリズムを見直しました。
例えばAquaMaker1では影をパスで描画していたため角が不自然でしたが、2ではドロップシャドウを採用しているためより綺麗に見えると思います。

左がAquaMaker1、右がAquaMaker2 (意図的に影を目立たせています)
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あとは、新しいデザインをいくつか追加しました。
また、文字や画像を複数配置する事も出来るようになりましたので、かなりデザインの自由度が増えたと思います。
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(このデザインはこちらのサイトを参考にしています)

アイコンは画像を利用することもできますし、UNICODEに対応していますから、UNICODEの記号を使うこともできます。
例えばこちらのサイトに載っている記号をコピペして利用すると便利かと思います。

三角やトゲトゲも用意してあります。
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要望の多かったテキスト改行も出来るようにしておきました。
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アンドゥ・リドゥも使えるようになりました。
いろいろと遊んでみてください。

AquaMaker1をご利用の方へ

AquaMaker1と2とでデータの互換性はありません。
なので、1で作った画像を再編集したい場合は1を使ってください。

いつもご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

GW期間中(4/29~5/4)は誠に勝手ながらすべてのサポートをお休みいたします。
その間、メールのお返事やEDGE2のライセンス発行等を行うことができません。
(もし前倒しができるようでしたら4/27日ごろまでにお問い合わせくださいませ。)

ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

以前、iPadを買いまして、せっかく買ったので何か作ってみようと思いまして、TAKABO SOFTの名作「スライムは投げる」を移植してみました。
移植とは言いましても、プログラムは全くの新作で、挙動がかなり違います。
あ、見た目は割と昔のままです(^-^;

iTunesで公開が始まっていますので、興味を持たれた方は遊んでみてください。

スライムは投げる
価格:115円
動作環境:iPad 互換 iOS 4.2 以降が必要
iTunesサイト:http://itunes.apple.com/jp/app/id425975201?mt=8

ゲーム紹介

このゲームは、青いスライムを操作して、その辺に落ちている箱などを持ち上げ、敵へ投げつけ、敵を殲滅したらクリアというシンプルなアクションゲームです。
全50面あります。

伝統の二人プレイも一応付けてありますが、二人操作はかなりやりづらいので、おまけ程度と思ってください。

デモムービーも作ってみました。

(なんかカクカクしてるし、音ズレもしてますorz。。。。色も変だし。)

スライムは投げるの歴史

タイトル画面にも出ていますが、このゲームの最初は今から約15年前の1996年にさかのぼります。
当時電波新聞社のマイコンBASICマガジン(通称「ベーマガ」。現在は残念ながら休刊中。)という雑誌があったのですが、この雑誌にはプログラムを投稿するコーナーがありまして、中学生だった当時はこの雑誌に載ることだけが目標でした(ちょっと誇張してます)。

小学校の頃は載っているソースコード(まだFDすらついておらず、載っているゲームを動かすには、紙面に載っているソースコードを一字一句間違わず打ち込む必要があった)をひたすら打ち込んで、パソコンをやっている気分に浸っていただけ(キーボード早く打てる俺ってスゲー状態)だったのですが、いつの間にか自分でもいろいろ組めるようになり、「スライムは戦う ~パート1~(当時のタイトル)」は出来たのでした。

言語はN88BASICで、CPUはインテル486 20MHzで、サクサク動いていました。

ベーマガに投稿して、発売日に本屋に行ってドキドキしながらページをパラパラめくって、自分の作品が目に入ってきた時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。

先日実家に寄って雑誌を持ってきたので、雰囲気だけをちょこっとだけ載せておきます。
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(出典:電波新聞社 マイコンBASICマガジン 1996年6月号より)

このあと、BASICの遅さに嫌気が差してC++言語に移行しまして、

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる」

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる2」

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる3」

という感じ(?)でゆっくりと進化させていきました。
ちなみに2や3ではアイテムや必殺技が使えたりしました。
「スライムは投げる3」は高1の文化祭で展示して、まぐれで入ってきた女子高生が遊んでいくという奇跡が起きたことを今でもよく覚えています(笑)

この辺りはC言語で作っていますのでBASICマガジンには投稿できず、パソコン通信(草の根BBS)で公開したり、I/O別冊などの雑誌へ投稿したりしていました。
パソコン通信ではそれなりに遊んでくれた方がいらっしゃると記憶しています。

・・・このあと、Windows版の「スライムは投げるX」を公開していますが・・・Vistaだとちゃんと動きませんorz
(Windowsに来て最初に作ったので、マナーが悪いプログラムだったみたいです)

iPad版について

こんな感じで長い歴史のあるゲームですが、iPadという最先端のデバイスでは今までとはまたひと味違うゲーム性に仕上げています。
特に、過去の「スライムは投げる」は全て16ドット単位でしか動きませんでしたが、
(スライムもブロックも1マスずつ動くようなゲームでした)iPad版は1ドット単位で動くようになっています。

全くの新しいスライム王国物理エンジン搭載なのです。
(しかも60フレームで滑らかに動いています。)

また、ステージは多少引用している所もありますが、ほとんどが今回のために用意した新しいステージです。
敵も何種類か増えています。

ちなみに、iPad版は全体的にレトロ雰囲気漂う感じになっていますが、これは私がろくにドット絵が描けないという現実と向き合い、レトロ風にして誤魔化そうとした結果です今やれる最大限の事をやろうとした結果です。
(音も4音程度使っていますし、色数もファミコンよりも多く使っていますので、あくまで「なんちゃってファミコン風」です。)

Appleへゲームを申請して「絵がしょぼいからリジェクトされたらどうしよう・・・」なんて不安を抱いていましたが、無事1発合格でした。
友人らにもちょこっと遊んで貰いましたが、なかなかの好感触でした。

iPadをお持ちの方は是非遊んでみてください。

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