以前、iPadを買いまして、せっかく買ったので何か作ってみようと思いまして、TAKABO SOFTの名作「スライムは投げる」を移植してみました。
移植とは言いましても、プログラムは全くの新作で、挙動がかなり違います。
あ、見た目は割と昔のままです(^-^;

iTunesで公開が始まっていますので、興味を持たれた方は遊んでみてください。

スライムは投げる
価格:115円
動作環境:iPad 互換 iOS 4.2 以降が必要
iTunesサイト:http://itunes.apple.com/jp/app/id425975201?mt=8

ゲーム紹介

このゲームは、青いスライムを操作して、その辺に落ちている箱などを持ち上げ、敵へ投げつけ、敵を殲滅したらクリアというシンプルなアクションゲームです。
全50面あります。

伝統の二人プレイも一応付けてありますが、二人操作はかなりやりづらいので、おまけ程度と思ってください。

デモムービーも作ってみました。

(なんかカクカクしてるし、音ズレもしてますorz。。。。色も変だし。)

スライムは投げるの歴史

タイトル画面にも出ていますが、このゲームの最初は今から約15年前の1996年にさかのぼります。
当時電波新聞社のマイコンBASICマガジン(通称「ベーマガ」。現在は残念ながら休刊中。)という雑誌があったのですが、この雑誌にはプログラムを投稿するコーナーがありまして、中学生だった当時はこの雑誌に載ることだけが目標でした(ちょっと誇張してます)。

小学校の頃は載っているソースコード(まだFDすらついておらず、載っているゲームを動かすには、紙面に載っているソースコードを一字一句間違わず打ち込む必要があった)をひたすら打ち込んで、パソコンをやっている気分に浸っていただけ(キーボード早く打てる俺ってスゲー状態)だったのですが、いつの間にか自分でもいろいろ組めるようになり、「スライムは戦う ~パート1~(当時のタイトル)」は出来たのでした。

言語はN88BASICで、CPUはインテル486 20MHzで、サクサク動いていました。

ベーマガに投稿して、発売日に本屋に行ってドキドキしながらページをパラパラめくって、自分の作品が目に入ってきた時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。

先日実家に寄って雑誌を持ってきたので、雰囲気だけをちょこっとだけ載せておきます。
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(出典:電波新聞社 マイコンBASICマガジン 1996年6月号より)

このあと、BASICの遅さに嫌気が差してC++言語に移行しまして、

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる」

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる2」

PC98 MS-DOS用「スライムは投げる3」

という感じ(?)でゆっくりと進化させていきました。
ちなみに2や3ではアイテムや必殺技が使えたりしました。
「スライムは投げる3」は高1の文化祭で展示して、まぐれで入ってきた女子高生が遊んでいくという奇跡が起きたことを今でもよく覚えています(笑)

この辺りはC言語で作っていますのでBASICマガジンには投稿できず、パソコン通信(草の根BBS)で公開したり、I/O別冊などの雑誌へ投稿したりしていました。
パソコン通信ではそれなりに遊んでくれた方がいらっしゃると記憶しています。

・・・このあと、Windows版の「スライムは投げるX」を公開していますが・・・Vistaだとちゃんと動きませんorz
(Windowsに来て最初に作ったので、マナーが悪いプログラムだったみたいです)

iPad版について

こんな感じで長い歴史のあるゲームですが、iPadという最先端のデバイスでは今までとはまたひと味違うゲーム性に仕上げています。
特に、過去の「スライムは投げる」は全て16ドット単位でしか動きませんでしたが、
(スライムもブロックも1マスずつ動くようなゲームでした)iPad版は1ドット単位で動くようになっています。

全くの新しいスライム王国物理エンジン搭載なのです。
(しかも60フレームで滑らかに動いています。)

また、ステージは多少引用している所もありますが、ほとんどが今回のために用意した新しいステージです。
敵も何種類か増えています。

ちなみに、iPad版は全体的にレトロ雰囲気漂う感じになっていますが、これは私がろくにドット絵が描けないという現実と向き合い、レトロ風にして誤魔化そうとした結果です今やれる最大限の事をやろうとした結果です。
(音も4音程度使っていますし、色数もファミコンよりも多く使っていますので、あくまで「なんちゃってファミコン風」です。)

Appleへゲームを申請して「絵がしょぼいからリジェクトされたらどうしよう・・・」なんて不安を抱いていましたが、無事1発合格でした。
友人らにもちょこっと遊んで貰いましたが、なかなかの好感触でした。

iPadをお持ちの方は是非遊んでみてください。

Domino Ver.1.38からチャネルプレッシャーの出力処理が正しく行われていませんでしたので、修正版を出しておきます。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://takabosoft.com/domino

細かい部分でも構いませんので、またもし不具合を見つけられましたらwikiやメール等でご連絡ください。

EDGE2更新しました。

今回からXPの視覚テーマをなるべく適用するようにしました(XP/Vista/7では画面の見た目が変わります)。
これを機に、取扱説明書のスクリーンショットを全て撮り直し、形式もMS-Word形式からchm形式に変更し、本体に同梱するようにしました。
(製品として説明書が同梱していないのは駄目ですよね(^^;)
説明書の中身は同じです。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://takabosoft.com/edge2

変更点一覧

  • [多角形]ツール、[多角形塗りつぶし]ツール、[多角形の選択]ツールにおいて、頂点追加中に限り、マウスカーソルが画像の端に行った時に自動スクロールが行われるようにしました。
    オプションバーの[自動スクロール]でオン/オフを切り替えることができます。
  • edg形式の保存と読み込み時に、メモリを節約するようにしました(巨大なデータをedg形式で読み書きすると、メモリ不足に陥る事があるため)。
  • ファイルを上書き保存する際、トラブルが起きても元のファイルが破壊されないように、一度別名で書き出しを行い、成功したら元のファイルへリネームするようにしました。
  • レイヤのコピー/貼り付け機能を実装しました。
    画像間またはページ間でレイヤをまとめてコピーする事が出来るようになりました。
  • ページのコピー/貼り付け機能を実装しました。
    画像間でページをまとめてコピーする事が出来るようになりました。
  • ユーザー未登録時の広告を廃止しました。
  • OSの視覚テーマ(XP以降)がなるべく反映されるようにしました。
    副作用が出るため、タブコントロールとヘッダーコントロールはテーマをオフにしています。
    Vista以降はメニューのデザインも変わります。
  • ポジション、アニメーションプレイヤの表示倍率の初期値を設定できるようにしました。
    [環境設定]画面の[ポジション]または[アニメーションプレイヤ]から設定できます。
  • 文字の描画時において、行間と文字間隔にマイナス値を指定できるようにしました。
    ただし、あくまで詰める事が出来るだけで順番が反転するような事は出来ません。
  • バックアップのオプションに[データ変更時のみバックアップを行う]を追加しました(最初の1回は必ずバックアップされます)。
  • エディットウィンドウ位置・サイズを記憶・復元出来るようにしました。
    また、新しいウィンドウの位置・サイズとしても利用出来るようにしました。
    [ウィンドウ]メニューの[ウィンドウの位置・サイズ]から操作できます。
  • Ver.1.09からハンドツールでダブルクリックした際に中央へスクロールする機能を追加しましたが、ハンドツールのオプションバーからオン/オフを切り替えられるようにしました。
    デフォルトはオフです。
  • ページウィンドウやレイヤウィンドウでホイールが効くようにしました(アクティブにしなくても効きます)。
  • ファイルダイアログのショートカットキーをいくつか追加しました。
    また、タブキーを押したときのフォーカスの移動も改良を加えました。
  • 環境設定で[ページ間で選択範囲情報を共有する]がオンの場合において、画像サイズが小さいページへ編集ページを変更したときに、余白が描画されない事がある不具合を修正しました。
  • 起動時にフォルダに書き込み権限があるかをチェックするようにしました。

Ver.1.41で不正終了するバグが発見されましたので、修正版を出しておきたいと思います。

環境設定でコントロールチェンジマクロツリーのデザインに、「マクロ色を使う」になっていると
[コントロールチェンジイベントのプロパティ]画面やイベントグラフのツリーを表示させたときに不正終了する不具合を修正いたしました。
Edge1

Ver.1.41をお使いで、この設定を使われている方は差し替えをお願いいたします。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://takabosoft.com/domino

それから、メールにてmanさんより「CASIO CTK-4000」の音源定義ファイルをご投稿いただきましたので、アップしておきました。
https://takabosoft.com/domino/module

Domino Ver.1.41をリリースいたしました。

ダウンロードはこちらからどうぞ。
https://takabosoft.com/domino

今回は大きな変更がありますので、ご説明いたします。

拍子・調号・スケール・コード・マークのデータ構造を変更

今まで、拍子・調号・スケール・コード・マークの5種類のデータは、特別扱いになっており、イベントリストには存在しませんでした。
これを今回のバージョンからは、イベントリスト上のイベントとし、コンダクタートラックへ配置するようにしました。
(旧方式のdmsデータを読み込むと自動的に変換されます。)

イベントにすることで、今まで不可能だったコピペや、小節挿入時に自動的にずれてくれたりといったメリットがあります。
(デメリットも若干ありますが(^^;)

マークの追加は、まず追加したい位置へ演奏線を移動させ、[Ctrl+M]キーかツールバーの追加ボタンを押します。
Edge1

ラベルを入力します。
Edge2

すると、コンダクタートラックへマークイベントが追加され、マークバーにもマークが表示されます。
Edge3

マークの削除やラベルの変更はコンダクタートラックで直接イベントを弄っても良いですが、それも面倒くさいと思いまして、マークバーのマークを右クリックすれば変更や削除が出来るようにしておきました。
Edge4

マークは小節単位ではなく、自由な位置に追加することが出来ますが、ピアノロールのヘッダー等に表示されるのは小節頭のマークのみです。

拍子・調号・スケール・コードの追加は[編集]メニューではなく[挿入]メニューから行います。
Edge5

こちらの4種はカレントトラックをコンダクタートラックにしなくても、コンダクタートラックの演奏位置(小節頭)にイベントが追加されます。
(2回追加した場合は元のイベントは自動的に削除されます。)
削除はコンダクタートラックのイベントリストから直接行ってください。
この4種はイベントとしては自由なTickに移動させることはできますが、あくまで扱い的には小節単位です。

変更点一覧

  • 拍子・調号・スケール・コード・マークをコンダクタートラックのイベントとして扱えるようにしました。
    • 拍子・調号・スケール・コードはあくまで小節単位です。[挿入]メニューから挿入できます。
      各種挿入機能を実行すると、コンダクタートラックかつ現在の演奏位置の小節頭へイベントを追加します。
      すでに同じ小節内に同種のイベントが有る場合はそれらを削除してから追加します。
    • マークはTick単位ですが、小節頭に設定すると、ピアノロール等に表示されます。
    • マークのTick補正と、Tick補正マスターは廃止しました。
    • 旧[マーク編集]機能を削除しました。 これだと不便なので、マークバーの各ボタンを右クリックして[マークの編集]と[マークの削除]が出来るようにしておきました。
    • SMF書き出し時において、拍子・調号・スケール・コードイベントはイベントのTick通りではなく、小節頭に書き出されます。
    • SMF読み込み時はSMF内に書かれたTickの位置に読み込まれます。
    • 音源定義ファイルのデフォルトトラック情報にマーク、拍子、調号を設定出来るようにしました(詳しくは取扱説明書をご覧ください)
  • Windowsの視覚テーマがなるべく反映されるようにしました(XP以降)。
    Vista/7ではメニューもOS標準のデザインになります。
  • SMF format0書き出し時にコメントイベントも書き出すようにしました。
  • 曲名と著作権の初期値を設定できるようにしました。
    [曲のプロパティ]画面から設定できます。
  • [リアルタイム録音]画面と[ステップ録音]画面のPCキーボードのVelocityとオクターブを記憶するようにしました。
  • Ver.1.40でトラックセレクトペインにPC名を出すようになりましたが、更新タイミングを、(旧)セレクトペインにマウスカーソルが乗った時→(新)PCイベントを編集したとき に変更しました。
    また、トラックリストにおいても、同様にPC名を表示するようにしました。
  • SMF format0読み込み時に歌詞イベントの読み込み先が不定だった不具合を修正しました。

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